カテゴリー別アーカイブ: 囲碁

ミニ碁のインターネット番組案(5)

従来案では阪急囲碁まつり等の公開対局と同じ画面構成にしています。一方、テレビ番組「ミニ碁一番勝負」では対局中に盤面映像を合成表示していました。今回は、全局収録したのち、解説等を別途収録し、合成処理を行う、という方法を考えてみました。

従来案を未読の方は先に従来案をご覧ください。

1. 対局者・解説者・聞き手の紹介およびリーグ状況の説明(2分、解説者・聞き手のみ出演)
2. 対局・説明(5~11分、別撮り合成)
3. 初手から大盤解説(5~8分、解説者・聞き手のみ出演)

シンプルディレイ方式に対応した対局時計は、Google Play で “simple delay” を検索すると見つかります。残り時間の表示方法としては、盤面映像にタブレット画面を入れる方法、タブレットスタンドを使う方法、モニタに出力する方法、の3つが考えられます。

以下は予算案です。コスト削減のため、棋院または棋院内の有志による自主制作(動画編集を含む)を想定しています。リーグ戦(4名)~リーグ戦(7名)のいずれの場合でも従来案より合成案のほうが制作費が高くなっています。聞き手をプロからアマに変えて出演料を抑えるなど、工夫が必要かもしれません。

リーグ戦(4名)の場合
全6局を収録します。

従来案 合成案
優勝賞金 10,000円 10,000円
準優勝賞金 5,000円 5,000円
出演料(対局) 80,000円(20,000円×4名)
1日(2~3時間)で収録
80,000円(20,000円×4名)
1日(1.5~2時間)で収録
出演料(解説・聞き手) 40,000円(20,000円×2名)
1日(2~3時間)で収録
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 15,000~20,000円 20,000~25,000円
動画編集料 0円(原則編集なし) 6,000円(1,000円×6本)
合計 150,000~200,000円 200,000~250,000円

リーグ戦(5名)の場合
全10局を収録します。

従来案 合成案
優勝賞金 10,000円 10,000円
準優勝賞金 5,000円 5,000円
出演料(対局) 125,000円(25,000円×5名)
1日(3.3~4.3時間)で収録
80,000円(20,000円×4名)
1日(2.5~3時間)で収録
出演料(解説・聞き手) 50,000円(25,000円×2名)
1日(3.3~4.3時間)で収録
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 20,000~25,000円 25,000~30,000円
動画編集料 0円(原則編集なし) 10,000円(1,000円×10本)
その他(諸経費) 40,000~85,000円 70,000~115,000円
合計 200,000~250,000円 250,000~300,000円

リーグ戦(6名)の場合
全15局を収録します。

従来案 合成案
優勝賞金 10,000円 10,000円
準優勝賞金 5000円 5000円
出演料(対局) 240,000円(40,000円×6名)
1~2日(5~7時間)で収録
180,000円(30,000円×6名)
1日(3.75~4.25時間)で収録
出演料(解説・聞き手) 80,000円(40,000円×2名)
1~2日(5~6時間)で収録
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 35,000~40,000円 40,000~45,000円
動画編集料 0円(原則編集なし) 15,000円(1,000円×15本)
その他(諸経費) 60,000~105,000円 70,000~115,000円
合計 350,000~400,000円 400,000~450,000円

リーグ戦(7名)の場合
全21局を収録します。

従来案 合成案
優勝賞金 10,000円 10,000円
準優勝賞金 5,000円 5,000円
出演料(対局) 350,000円(50,000円×7名)
1~2日(7~9時間)で収録
280,000円(40,000円×7名)
1~2日(5.25~5.75時間)で収録
出演料(解説・聞き手) 100,000円(50,000円×2名)
1~2日(7~8時間)で収録
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 45,000~50,000円 55,000~60,000円
動画編集料 0円(原則編集なし) 21,000円(1,000円×21本)
その他(諸経費) 40,000~85,000円 79,000~124,000円
合計 450,000~500,000円 550,000~600,000円

参考文献
・「日本棋院棋士派遣 価格表」 公益財団法人日本棋院。

ミニ碁のインターネット番組案(4)

トーナメント版と大体同じですが、リーグ版も考えてみました。

概要
棋士5名による9路盤早碁リーグ戦を行い、後日、動画(15~20分、10本)を YouTube にアップロードします。一度限りの高予算番組ではなく、定期配信を前提とした低予算番組になります。

名称
第○回 ○○ミニ碁リーグ

出演者
棋士の中から希望者5名を選出します。2回目以降は、出演経験のない希望者を優先させます。出演料等の問題があるため、必然的に低段棋士が主体になりますが、手合日に収録するなど日程を工夫すれば、低段以外の棋士にも出演していただけるかもしれません。

番組内容
棋士2名が対局し、対局しない棋士2名が解説・聞き手を務めます。この方法に問題がある場合は他の方に解説・聞き手を依頼します。持ち時間はテレビ番組「ミニ碁一番勝負」(シンプルディレイ方式、各2分30秒、5秒以内はカウントなし)と同じにします。同番組におけるプロ対局の手数(最短12手、平均44.06手、最長91手)から1局当たりの対局時間を概算すると5~11分になります。

1. 対局者・解説者・聞き手の紹介およびリーグ状況の説明(2分)
2. 対局者の対局前コメント(1分)
3. 対局・大盤説明(5~11分、大盤上の石は動かさず大まかに説明)
4. 対局者の対局後コメント(1分)
5. 初手から解説(5~6分)

初心者講座のようなものは、ノウハウがたまってから検討します。

収録
収録は固定カメラ1台で、画面構成は以下の4パターンのいずれかになります。1日(200~260分)で収録を済ませ、後日、動画(15~20分、10本)を YouTube にアップロードします。編集コスト削減のため、原則としてノーカット動画にします。

制作費
制作費はクラウドファンディングで募ります。以下は予算案(20~25万円)です。コスト削減のため、棋院または棋院内の有志による自主制作を想定しています。余剰分は次回制作費に充てます。

優勝賞金 10,000円
準優勝賞金 5,000円
出演料(対局・解説・聞き手を兼ねる場合) 125,000円(25,000円×5名)
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 20,000~25,000円
その他(諸経費) 40,000~85,000円
合計 200,000~250,000円

以下は出演料等を上げた予算案(25~30万円)です。

優勝賞金 10,000円
準優勝賞金 5,000円
出演料(対局・解説・聞き手を兼ねる場合) 150,000円(30,000円×5名)
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 25,000~30,000円
その他(諸経費) 60,000~105,000円
合計 250,000~300,000円

参考文献
・藤田清(編集発行人) 『ミニ碁一番勝負 棋譜集II 増補版』 讀賣テレビ放送株式会社(発行所)、2002年8月5日。
・syudengahayai 「囲碁を打つ人を日常生活でつなげるためのステッカーを作りたい!」 きびだんご株式会社、2017年6月19日終了。
・ふるや塾(古谷 裕・由希子) 「【囲碁×若手棋士応援プロジェクト】みんなが楽しめる入段祝賀会を開催したい」 きびだんご株式会社、2018年5月15日終了。

ミニ碁のインターネット番組案(3)

以下はトーナメント戦・リーグ戦の予算案です。コスト削減のため、棋院または棋院内の有志による自主制作を想定しています。バランス的にはリーグ戦(5名)が良いように思えます。全10局あれば、隔週配信で約半年分になります。

トーナメント戦(4名)の場合
全3局を1日(1~2時間)で収録します。

優勝賞金 10,000円
準優勝賞金 5,000円
出演料(対局・解説・聞き手を兼ねる場合) 80,000円(20,000円×4名)
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 15,000~20,000円
その他(諸経費) 40,000~85,000円
合計 150,000~200,000円

リーグ戦(4名)の場合
全6局を1日(2~3時間)で収録します。

優勝賞金 10,000円
準優勝賞金 5,000円
出演料(対局・解説・聞き手を兼ねる場合) 80,000円(20,000円×4名)
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 15,000~20,000円
その他(諸経費) 40,000~85,000円
合計 150,000~200,000円

リーグ戦(5名)の場合
全10局を1日(3.3~4.3時間)で収録します。

優勝賞金 10,000円
準優勝賞金 5,000円
出演料(対局・解説・聞き手を兼ねる場合) 125,000円(25,000円×5名)
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 20,000~25,000円
その他(諸経費) 40,000~85,000円
合計 200,000~250,000円

リーグ戦(6名)の場合
全15局を1~2日(5~7時間)で収録します。

優勝賞金 10,000円
準優勝賞金 5000円
出演料(対局・解説・聞き手を兼ねる場合) 240,000円(40,000円×6名)
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 35,000~40,000円
その他(諸経費) 60,000~105,000円
合計 350,000~400,000円

リーグ戦(7名)の場合
全21局を1~2日(7~9時間)で収録します。

優勝賞金 10,000円
準優勝賞金 5,000円
出演料(対局・解説・聞き手を兼ねる場合) 350,000円(50,000円×7名)
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 45,000~50,000円
その他(諸経費) 40,000~85,000円
合計 450,000~500,000円

参考文献
・「日本棋院棋士派遣 価格表」 公益財団法人日本棋院。

ミニ碁のインターネット番組案

最終更新日: 2018年8月27日

当方のこちらのツイートについて、具体的に考えてみました。

概要
棋士4名による9路盤早碁トーナメント戦を行い、後日、動画(15~20分、3本)を YouTube にアップロードします。一度限りの高予算番組ではなく、定期配信を前提とした低予算番組になります。

名称
第○回 ○○ミニ碁トーナメント

出演者
棋士の中から希望者4名を選出します。2回目以降は、出演経験のない希望者を優先させます。出演料等の問題があるため、必然的に低段棋士が主体になりますが、手合日に収録するなど日程を工夫すれば、低段以外の棋士にも出演していただけるかもしれません。

番組内容
棋士2名が対局し、対局しない棋士2名が解説・聞き手を務めます。この方法に問題がある場合は他の方に解説・聞き手を依頼します。持ち時間はテレビ番組「ミニ碁一番勝負」(シンプルディレイ方式、各2分30秒、5秒以内はカウントなし)と同じにします。同番組におけるプロ対局の手数(最短12手、平均44.06手、最長91手)から1局当たりの対局時間を概算すると5~11分になります。

1. 対局者・解説者・聞き手の紹介およびトーナメント状況の説明(2分)
2. 対局者の対局前コメント(1分)
3. 対局・大盤説明(5~11分、大盤上の石は動かさず大まかに説明)
4. 対局者の対局後コメント(1分)
5. 初手から解説(5~6分)

初心者講座のようなものは、ノウハウがたまってから検討します。

収録
収録は固定カメラ1台で、画面構成は以下の4パターンのいずれかになります。1日(60~120分)で収録を済ませ、後日、動画(15~20分、3本)を YouTube にアップロードします。編集コスト削減のため、原則としてノーカット動画にします。

制作費
制作費はクラウドファンディングで募ります。以下は予算案(15~20万円)です。コスト削減のため、棋院または棋院内の有志による自主制作を想定しています。余剰分は次回制作費に充てます。

優勝賞金 10,000円
準優勝賞金 5,000円
出演料(対局・解説・聞き手を兼ねる場合) 80,000円(20,000円×4名)
クラウドファンディング手数料(10%の場合) 15,000~20,000円
その他(諸経費) 40,000~85,000円
合計 150,000~200,000円

参考文献
・藤田清(編集発行人) 『ミニ碁一番勝負 棋譜集II 増補版』 讀賣テレビ放送株式会社(発行所)、2002年8月5日。
・syudengahayai 「囲碁を打つ人を日常生活でつなげるためのステッカーを作りたい!」 きびだんご株式会社、2017年6月19日終了。
・ふるや塾(古谷 裕・由希子) 「【囲碁×若手棋士応援プロジェクト】みんなが楽しめる入段祝賀会を開催したい」 きびだんご株式会社、2018年5月15日終了。

テレビ番組「ミニ碁一番勝負」 の年間視聴率

視聴率 占拠率 放送時間
1987 0.2 4月から毎週土曜日 6:15~6:30
10月から毎週土曜日 6:00~6:30
1988 0.3
1989 0.5
1990 0.6
1991 0.8
1992 0.6 7
1993 0.8 8
1994 0.6 6
1995 0.7 5
1996 0.7 10 4月から毎週土曜日 5:30~6:00
7月から毎週土曜日 5:20~5:50
1997 0.7 13 4月から毎週土曜日 5:00~5:30
1998 0.6 14
1999 1.1 20
2000 1.5 28 4月から毎週日曜日 5:00~5:30
2001 2.1 30
2002 2.2 30

テレビ番組「ミニ碁一番勝負」の年間視聴率表です。視聴率は上昇傾向にありましたが、同番組を作った藤田プロデューサーの定年に伴って終了となりました。

出典
・藤田清(編集発行人) 『ミニ碁一番勝負 棋譜集II 増補版』 讀賣テレビ放送株式会社(発行所)、2002年8月5日。
・阿部一彦 「藤田清(故人)さんと井山裕太五冠」 南港囲碁クラブ(Osaka Nanko GO Club)、2013年1月10日。